ロシアのウクライナへの侵攻で現在株式市場が乱高下しており、
株式投資に不安を抱いている方も多いのかなと思います。
ふと過去の投稿を見返すと去年も同じ時期に同じようなテーマで書こうとしていたのに気づいてしまいました。
でも大事な事なので改めて今感じていることを書いてみたいと思います。過去の記事は題名だけ見て内容を見ていないので同じことを書くことになるかもしれません。
20年以上の長期投資で全世界に積立投資をしている人
長期投資(20年以上)で全世界(全世界相当)に積立投資をしている方は不安を感じる必要はないかと思います。
というのは、自由主義の代表であるアメリカ株価の過去の推移を見ると大きく下がった時があったとしても下がった株価以上に戻っていることは今までのチャートを見ても理解できるところだと思います。
なぜなら、前にも書きましたが自由主義社会はより良い生活をしたいがために産業が発展していき生活水準が上がるからです。例えば、発展途上国が今の先進国の暮らしをしたいとするなら、インフラであれば下水道設備の設置、電気、ガスの敷設等する必要があり、それを行うためには産業が発展していかなければなりません。
とすると世界経済は途中さまざまな事象で落ち込むことはあるものの、長期的に見れば緩やかに世界経済は発展していくことになると思います。その恩恵をあやかるのが株式市場というわけです。ですので、長期投資で全世界(全世界相当)に投資しているのであれば、株価が下がった時でも淡々と積み立てをしていき平均取得単価を下げて将来の果実を期待していくべきだと思います。
ですので、淡々とドルコスト平均法で積立投資を行っていくべきだと思います。
20年以上の長期投資で個別株やセクター別に投資をしている人
一方で個別株(高配当株・株主優待等・高成長株)、セクター別等(産業別・高配当・高成長等)に長期積立投資をしている方は見直したほうがいいかもしれないと考えます。
というのは、今現在はその業界が注目されていたり、その会社の配当がいいからという理由でその株式や投資信託、ETFを所有しているかもしれませんが、いつまでもその業界や会社が好業績で続くとは考えられないからです。
世界全体の経済は緩やかに拡大していくとしても、それぞれの産業や会社では栄枯盛衰がありどのような未来が待っているか分からないからです。
私も過去に高配当の電力株を購入して安定的に配当を得ようと考えていましたが、色々考えて購入を見送ったところ、現在は株価も下落し、配当も出ていない状況のようで大事な資産を減らすところでした。
また、現在でも高配当や株主優待をしている会社が業績が悪くて配当をやめたり優待をやめたりした場合は、もらってきた配当や優待品以上の株価下落が起こりかえって資産を減らすことになります。
なので、ポートフォリオの構成をかえることを考えてもいいかもしれません。
私が現在行っていること
ちなみに現在私が行っていることは国内株式・債券・海外株式・債券の割合を算出して
ちょうど自分が理想としているそれぞれの割合の債券の割合が低くなってしまっていたことから業績を見つつ国内株式の個別株(優待株・成長株)を売却して、理想の割合になるようリバランスを行っています。